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大東市で保護者の立場からお話させて頂きました。

 ご報告が遅くなりました。令和5年1月30日(月)に大東市教育委員会令和4年度第3回不登校対応担当者研修会において、起立性調節障害の保護者の立場からお話しさせて頂きました。

 

 昨年8月に、キリン福祉財団の助成金を頂き、当会が主催した第3回カラフルの”わ”にご参加頂いた大東市教育委員会の先生からお声をかけて頂きました。今回の先生方の貴重な研修の場において起立性調節障害をテーマに選んで頂きましたことをとても嬉しく思います。

 担当の先生から、当事者のお声も聞きたいとのことでしたので、起立性調節障害当事者団体たいむさんへもお声をかけさせて頂きました。昨年秋頃から、担当された先生とカラフル、たいむさんと打ち合わせをするなど準備をしていました。

 また、担当の先生から大東市の小中学校の先生方へ、当日に向けて事前に先生方へアンケートをとって頂き、当日の内容に盛り込んでお話しすることができました。事前アンケートでは、保護者様のお気持ちに寄り添うことが難しい様子が書かれていました。

 

 当日は、私からのお話で、我が子が起立性調節障害の症状が出始めた頃から体調が良くなるまで、どの様な気持ちでいたのか、どの様に過ごしていたのかという経験を率直にお話しさせて頂きました。病気を発症したての頃は、保護者1人で病気を理解しながら学校の先生へ理解を求めることが難しい場合もあるため、先生も一緒に病気の理解をしていくという姿勢で対応して頂ければとてもありがたいとお伝えしました。

 

 事後アンケートでは、当事者の子どもがどの様に安心して過ごすことができるのか当事者と一緒に考えていきたいという内容もあり、このような研修の場でお話ができてほんとうに良かったと感じています。当事者の声や保護者の声を学校の先生方へお届けすることができたと思います。

 

 ご準備頂いた先生や参加頂いた先生方へ感謝を申し上げます。ありがとうございました。